Cesar Espinozaさんという方の演奏です。
Unchained Melody - Pan Flute Version by Cesar Espinoza
この方のパンフルートも「タメ」がある感じがします。
同じ曲でも INKA GOLDさんのと少し違います。
INKA GOLD - UNCHAINED MELODY Pan flute and guitar
INKA GOLDさんのパンフルートもいくつか聴きましたが、
淡々とした流れが私の好みです。
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Cesar Espinozaさんという方の演奏です。
Unchained Melody - Pan Flute Version by Cesar Espinoza
この方のパンフルートも「タメ」がある感じがします。
同じ曲でも INKA GOLDさんのと少し違います。
INKA GOLD - UNCHAINED MELODY Pan flute and guitar
INKA GOLDさんのパンフルートもいくつか聴きましたが、
淡々とした流れが私の好みです。
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10年位前、YouTubeで
パンフルートの曲をいろいろ聞きました。
病気が悪化して2年目のころです。
歩けない。
腕・肩・脚から足裏まで全部痛い。
音が 体につき刺さる
などなどの症状に
まだ 諦めがついていない頃です。
慰めは タブレットで聞く
YouTubeの音楽でした。
パンフルートは、
男性・女性。
有名な人。セミプロの人。
ヨーロッパ出身からエクアドルなど南米出身まで。
いろいろな人が吹いていて
けっこう多くの動画がありますが、
当時 私が何度か聞いていたものをアップしていきます。
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ルーマニアから広がった楽器が「パンフルート」ですが、
南米の同種の楽器に「サンポーニャ」があります。
動画でみると、ちょっと見た目が違いますね。
奏法も違うし、「サンポーニャ」には
管の長さやサイズの違うものがいくつもあります。
たとえば Leo Rojasさんの↓↓の動画
Leo Rojas - Der mit dem Wolf tanzt (Videoclip)
Der mit dem Wolf =ダンス・ウィズ・ウルブズ
映画「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のテーマ曲ですが
速いので、一瞬??と思います。
器用だな・・・と思いますが、なんだかせわしなくて
私の好みではありません。
パンフルートの ゆっくりめの演奏が好きです。
今回は
パンフルート 岩田 英憲 「紫陽花色の雨」
岩田 英憲 さんのパンフルートは 少し演歌っぽく思えます。
演歌の「タメ」や「ビブラート」のようなものを感じます。
でもそれが岩田 英憲さんの「もち味」なのでしょう。
映像は、投稿者の奥様が、
生前写された写真だとどこかで読んだような気がします。
岩田英憲 パンフルート・エイケントリオ
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※ただの体調メモ
2/5から原因不明の腰痛がつづき
2/9からは結構な腹痛が夜中もつづく。
2回ロキソニンを飲んだが 効かず。
2/13少し不安になって、子供に話す。
でもそのあと ひどい下痢になって
夜中の腹痛はなくなった。
日中のいつもの腹痛よりはまだ痛いけれど
おなかの調子が悪いせいだと安心。
腰痛は 単なる腰痛なんだろう。
何が起きても不思議じゃない。
そう思っているのに
新しいことが起きると 不安になる。
年をとるのも なかなかなもんだ。
追記(2/15 夕方)
投稿したあと、やはり結構な腹痛になって続いている。
カイロを貼って、さらに休む時はユタポンで温めたが効果はない。
イヤになる。。。
前回の記事で、30代半ば~40代始め、
子供のことでずっと悩んでいたと書きました。
当時(1980年以降)、小・中学校の問題が次々に起きています。
うちの子供たちの小・中学校に限っても
「学級崩壊」
「いじめ」「登校拒否(不登校)」
「校内暴力」
「教師側の管理教育」などが起きました。
青竹を持った先生が校内巡回をして、
PTAの役員がゲームセンターや繁華街を回り、
生徒は定期的に「スカートや髪の長さ・ズボンの幅など」を調べられました。
私は鬱々とした気分で、
時々NHKラジオの「こども教育相談」(?)を聞いていました。
お母さんたちの切実な相談の合間に、
一息入れる感じで、短い曲が流れました。
ある日、聞いたのが↓↓の曲です。
(以前ほかの動画もあって、そっちはいろいろな自然の映像だったのですが、
今回探しても 見つけられなかった)
すぐに写真でしか見たことがなかった地中海の青い海と空。
モンゴル草原の広い空に吹く風や雲が浮かんできたのです。
それは、私の重い心を解き放ってくれました。
レコード屋さんで ザンフィル のCD を買い、
『黄昏』のテーマ曲とこの曲を交互にテープに入れて、
エンドレスでいつも流していました。
そうやって、自分の心をなだめ、
落ち着かせていたような気がします。
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10年ぐらい前 この曲は、
映画『『ウィンター・ローズ』(Misunderstood)
のテーマ曲だと知りました。
映画のあらすじを読んだときは、ちょっとショックでした。
以下、Misunderstood (1983 film) - Wikipedia からの引用です。
彼は美しい別荘に2人の息子、マイルズとアンドリューと暮らしている。
2人の息子は、海外の病院で母親が亡くなったばかりで、
新しく来た家政婦に世話をしてもらう。
父親は、この悲劇を下の子に隠すため、
母親は長期旅行に出ていると嘘をつく。
長男に対しては、彼は「男」として扱い続け、
母親が行方不明になったことを明かしながらも、
感情を表現するのを恐れて冷たい態度を貫く。
彼は、息子が愛情に欠け、弟にすべての注意を向ける父親の不在と
厳しい教育に苦しんでいることに気づいていない。
最終的に、アンドリューが起こした事故で初めて、父と息子の距離が近づく。
(引用おわり)
確かにこの曲は、もの悲しいところがあります。
私の感じでは、長男は
母親の死に気づいていますね。。。
ユーチューブにあった映画(英語版)が↓↓
(1時間30分)
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映画『黄昏』のテーマ曲。
このAndrew's Theme。
どちらも いい曲だなと思いますが、
毎日エンドレスでずっと流していた自分が
ちょっと理解できません。
今だったら、耳が飽きてしまい
止めるでしょうに。
40代で見た映画『黄昏』
(On Golden Pond)1981年
作曲はデイヴ・グルーシン
(Dave Grusin 1934年 - )
30代半ば~40代始め、私は子供のことでずっと悩んでいました。
その時期2つの曲をテープに入れて、ずっとリピートで流していたのですが、この曲はそのうちの1つです。
ヘンリー・フォンダやキャサリン・ヘプバーンの映画はいくつか見ましたが、もう二人ともとっくに亡くなっていますね。。。
撮影時、ヘンリー・フォンダは83歳ぐらい。
キャサリン・ヘプバーンは81歳ぐらい。
一部の場面で、ヘプバーンの頭が上下に揺れています。
私の母は80歳目前に亡くなったのですが、
70代の一時期、鬱気味になりました。
その時期同じように、本人は自覚していないのですが、頭が揺れました。
ヘプバーンの頭の揺れを思い出し、
あれは老化現象の一つだったのだろうと思ったものです。
久しぶりに
心動かされた曲を聞いたので 書いています。
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1897年、ノルウェーのヨハン・ハルヴォルセンが、
ヘンデルのハープシコード組曲第7番の第6曲
「パッサカリア」の変奏曲を作りました。
それが「ヘンデルの主題によるパッサカリア」です。
元になったヘンデルの曲は ト短調。
哀愁を帯びたメロディなのですが、
ハルヴォルセンのオリジナルの曲は
ヴァイオリンとヴィオラの二重奏。
テンポも速く、哀愁よりも迫力があります。
私の耳では敬遠したい。
それを装飾音なしで、
シンプルに、ゆっくりピアノで弾くと
↓↓のように 変わります。
【パッサカリア ゆっくり動画0.5倍速 /ヘンデル=ハルヴォルセン ピアノ】
https://www.youtube.com/watch?v=37j_9fexMMA
聞いたときに頭に浮かんだのは
2つの光景です。
1つ目は、桜の花びらが 静かに散る景色。
2つ目は、遠くを眺めながら
静かに涙を流す人。
彼は、自分が失ったものを思い返しています。
ただし、失ったことを悲しみ嘆くのではなく
それを受け入れ ただ思い出しているだけ。
すべてのものは 出会っては別れるもの。
そんな気持ちでいます。
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1つ目の桜の花びらが散る景色は、
一度だけ 見たことがあります。
前の前の住まいは 緑地の近くでした。
杖をついて
春・初夏・秋・初冬と 散歩に行きましたが、
夫にうながされ
ソメイヨシノも何度か見に行きました。
↓↓は、緑地の東北側の狭い裏口からすぐの右側の道。
桜並木のゆるい坂が100mぐらい続きます。
坂道の小さな土手の下にもサクラが並んでいます。
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実は 私は
ソメイヨシノが好きではありません。
サクラを見に行きたいと思ったこともありません。
ソメイヨシノの花は、一輪だけ見ると繊細で
開き始めの花も、光が透けて見える花も美しい。
でも 満開のサクラ並木になると・・・
過去のいくつもの苦い記憶とリンクして
あまり見たくないものでした。
小中高 どこの学校に行っても校庭には
ソメイヨシノが何本か植えてあります。
サクラは、入学や卒業ともからんで
先生や生徒、多くの親にとっても
思い出の中に出てくる花かと思います。
多分、多くの人にとって
学校は よかった場所であり
なつかしい場所になるのでしょう。
が、私と子供にとっては
そうではありませんでした。
ソメイヨシノの並木は、
学校という場所を美化する
額縁のようにさえ感じたのです。
春の花なら 早咲きの寒桜や
ヤマザクラ(山桜)の方が好きでした。
そしてサクラより
白い梅の花がずっといいではないか。
花の香りも
一部が薄赤く色づいた青梅も愛らしく、
サクラよりずっと好ましい。
白いサザンカや
白木蓮も サクラよりずっといい
なんて思っていました。
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話を元に戻します。
ある年、夫がサクラを見に行こうというので
緑地に出かけたのですが・・・
たまたま 風が少し吹いていたからでしょう。
花びらが音もなく 頭上から次々に降ってきました。
もう散ってるなと夫はスタスタ先に歩いて行ったのですが、
私は立ち止まって 空を眺めていました。
花も終わりのせいか 誰もいなく、
ポカンと口を開けて眺めているのは私だけでした。
その時 なんとも言えない気持ちになりました。
もう朧気ですが、
ソメイヨシノは、ソメイヨシノにすぎないし、
この桜吹雪の見事な景色。
この美しさは ほかの花にはない
などと思ったような気がします。
その時、ソメイヨシノと学校のリンクが
はずれたのだと、今は思います。
ソメイヨシノの花は、
<春の訪れ>や
<平和な春>の象徴のような感じでしょうか。
今の住まいのすぐ近くにもソメイヨシノの並木があって
4月にはたくさんの人が、スマホで写真を撮っています。
花にはまったく興味がない夫も見に行っては
少し咲き始めた、もう満開だから
ちょっと見に行ったら
写真を撮ったら などと 毎年私に言います。
一度だけ付き合って見に行って
写真も撮るには撮ったのですが
残念ながら 花一輪に光が透けて見えるような
そんな写真は撮れませんでした。
花びらの厚さや色も 刻々と変わります。
終わりごろになると
花びらも薄くなり 光が透けて見えるようになるのです。
桜吹雪なら もう1回見てもいいかな...
と思ったりもしましたが、
あれも、一度だけでもういい。
今はそんな気持ちに変わりました。
花びら一枚一枚が、ヒラヒラ舞い落ちる景色は
私だけでなく 古来多くの人に
もの思わせたてきたことでしょう。