ラベル 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025-09-23

ChatGPTに、セロトニンについて再確認する②

 

私:

>ME/CFS、線維筋痛症、慢性緊張型頭痛の患者は下行性疼痛抑制系でのセロトニン活性が低下。一方、末梢神経や脊髄後角でセロトニンが痛みを増幅する方向に働く

という事ですが、なぜそんなアンバランスなことが起きているのか?

それについて、言及している文献がありますか?


ChatGPT:

とても鋭いご質問です。

セロトニンが「抑制と促進の二面性」を持ち、そのバランスがなぜ崩れてしまうのかについて、現在の研究で指摘されている要因を、わかりやすく整理してみました。


なぜセロトニンのバランスが崩れるのか?


1. 下行性疼痛抑制系の機能低下(セロトニンの減弱)


慢性痛では、脳幹から脊髄へ向かう「痛みを抑える神経回路」、つまり下行性疼痛抑制系の働きが弱まりがちです。


これは

・感情や学習の脳領域(前帯状皮質など)の変化

・ネットワークとしての「抑制システム」が機能しにくくなる

という要因と関連しています。


その結果、セロトニンを含む抑制作用を担う神経伝達が弱くなり、慢性的な痛みを維持する一因になります。

Descending pain modulation and chronification of pain - PMC

JCI - Central modulation of pain


ーーーーーーーーーー


2. セロトニンの「促進」へのスイッチ


慢性痛になると、セロトニンは抑制役だけでなく、脊髄や一部の脳部位では痛みを促進する回路として機能する場合が増えます。具体的には:


・スパイン(脊髄)でKCC2という機能が低下すると、セロトニンの働きが抑制から促進に切り替わる可能性があります。

Switch of serotonergic descending inhibition into facilitation by a spinal chloride imbalance in neuropathic pain - PMC


・また、5-HT₃受容体など特定の受容体への作用により、痛み物質(サブスタンスPなど)が放出され、痛みが強くなるケースも報告されています。

An Association of Serotonin with Pain Disorders and Its Modulation by Estrogens - PMC

PAIN
Diffuse noxious inhibitory controls and conditioned pain modulation: a shared neurobiology within the descending pain inhibitory system?


ーーーーーーーーーー


3. 回路のプラスチック変化(適応・誤作動)


セロトニンが関与する神経回路は変化しやすく、中枢や脊髄においてシナプスの機能が可塑的に変わります(長期増強=LTPなど)。


前帯状皮質(ACC)などでセロトニンがシナプス伝達自体を強めたり弱めたりする可塑性変化が起きて、痛みの感情・記憶が定着しやすくなることも確認されています。

Frontiers | Multiple modulatory roles of serotonin in chronic pain and injury-related anxiety


ーーーーーーーーーーーーーーーー


まとめ:バランス破綻の背景にある「理由」


あなたのようにME/CFS、線維筋痛症、慢性緊張型頭痛を重ねているケースでは:


・抑制系のセロトニンが弱まる

・促進系のセロトニンの働きが相対的に強くなる

・関連する脳部位(ACCなど)では神経回路が過剰に強化され、

 シナプスのバランスが崩れる

・ストレスや感情によってさらにそのバランスが崩れる


こうした形で「抑制低下 × 促進過敏」が起こると、

自律的に痛みが持続しやすい状態になってしまいます。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


*参考文献とそのポイント

・論文・レビュー 主な内容

Descending pain modulation and chronification of pain - PMC

抑制系機能低下が慢性痛の要因。

SNRIs(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)が有効な理由に言及。


PAIN リピンコットジャーナル

Diffuse noxious inhibitory controls (DNIC) review

抑制系の働き(痛みは痛みで抑える)について整理。

慢性痛での阻害と促進のバランス破綻に触れる。


Frontiers | Multiple modulatory roles of serotonin in chronic pain and injury-related anxiety

セロトニンの複雑な作用(シナプス可塑性・受容体依存)を詳しく解説。

感情やストレス、不安などが大脳皮質から抑制/促進系に影響を与えることが知られています。

特に情動系センター(ACC、扁桃体など)が下行系を調節し、痛み体験に深く関与します慢性痛や不安との関係にも言及。


さらに詳しく見たい場合、以下のレビューでも深掘りされています:

KCC2機能低下による「抑制→促進」の転換:

Switch of serotonergic descending inhibition into facilitation by a spinal chloride imbalance in neuropathic pain - PubMed

もし、これらのメカニズムを図に視覚化したほうがわかりやすければ、ぜひお知らせください。必要に応じてわかりやすい図解も作成できます。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ChatGPT の回答は必ずしも正しいとは限りません。
重要な情報は確認するようにしてください。

なんだかよくわからないけれど、
私の前帯状皮質(ACC)も既に変化しているのだろうか?
もしそうなら、変化したものを
元に戻すのは簡単ではないのだろう。

ただ、ストレス・不安・ネガティブな感情や考えが影響するのは、確からしい。
だからせめて、ここに注意するということになりそう。

にほんブログ村 シニア日記ブログ


2025-09-09

ChatGPTに、セロトニンについて再確認する①

 

私:

セロトニンについて再確認したい。   

結局、ME/CFS、線維筋痛症、慢性緊張型頭痛の患者の脳内では、

セロトニンはどうなっているの?


ChatGPT:

ざっくり言うと、これらの病気の患者さんの脳内では、

セロトニンの**「量」と働き方のバランスが崩れている」**

と考えられています。


ただし、「セロトニンが全部足りない」や

「全部多すぎる」という単純な話ではなく、

部位ごと・役割ごとにバラバラです。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


1. 下行性疼痛抑制系でのセロトニン


本来:脳幹(中脳水道周囲灰白質や延髄縫線核)から脊髄に向けて、

「痛みを抑える信号」を送るとき、セロトニンが重要な役割を果たす。


ME/CFS・線維筋痛症・慢性緊張型頭痛では:

この経路のセロトニン活性が低下

 → 痛み抑制スイッチが弱くなる

 → 中枢過敏が起こりやすい。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


2. 末梢や脳の一部でのセロトニン


一部の受容体(例:5-HT₂A, 5-HT₃)は「痛み促進」に働くことがある。


慢性的な炎症や感作状態では:

末梢神経や脊髄後角で

セロトニンが痛みを増幅する方向に働くことがある。

つまり、部位によっては

「セロトニン=痛みブレーキ」ではなく

「痛みアクセル」になってしまう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


3. 臨床研究の傾向


血液や脳脊髄液の測定では、

線維筋痛症やME/CFS患者で

セロトニン代謝産物(5-HIAA)の低下が見つかることが多い。


ただし、これは「脳全体で不足している」というよりも、

「抑制系で足りず、促進系では異常活性化」

というパターンが多いと考えられている。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


4. まとめると


あなたのようにME/CFS・線維筋痛症・慢性緊張型頭痛を併発しているケースでは、


・抑制系でのセロトニン不足 → 痛みブレーキ弱い

・促進系でのセロトニン過剰 or 誤作動 → 痛みアクセル強い

という二重の不利が重なっている可能性があります。


この「セロトニンの二面性(ブレーキとアクセル)」を脳の部位ごとに図解できますが、やりますか?文字だけだと少しややこしい構造です。















私:

もう一度確認したい。 

つまり、健康な人では、

末梢神経や脊髄後角でセロトニンが痛みを増幅することはない。 

しかし、ME/CFS・線維筋痛症・慢性緊張型頭痛を併発しているケースでは、末梢神経や脊髄後角が慢性的な炎症や感作状態になっているので、セロトニンが痛みを増幅する方向に働く ということですか?


ChatGPT:

はい、その理解で大きくは正しいです 👍。

少し整理して補足しますね。


🔹 健康な人の場合


末梢神経や脊髄後角にも

セロトニン受容体(5-HT₂, 5-HT₃など痛み促進に働きやすいタイプ)は存在します。


ただし健康な状態では、

抑制系(5-HT₁系など)がしっかり働いていて、

促進系の信号が必要以上に表に出てこない。

👉 結果として「セロトニン=痛み抑制に寄与する」ことが多い。


🔹 慢性痛(ME/CFS・線維筋痛症・慢性緊張型頭痛など)の場合


末梢神経や脊髄後角が 慢性的な炎症や感作状態 にある。


この状態だと:


・促進系の受容体(5-HT₂A, 5-HT₃など)が過敏化/増加

・抑制系(5-HT₁系など)は機能低下

👉 バランスが逆転し、セロトニンが「痛み促進」として働きやすくなる。


🔹 まとめ


健康:セロトニン → 主に痛み抑制


慢性痛状態:セロトニン → 抑制が弱まり、促進が前面に出る(痛み増幅)


つまり、セロトニン自体が「良い/悪い」ではなく、

どの受容体にどんな状況で作用するかがカギ。

そしてあなたのように慢性痛の状態では、

「セロトニン=痛みを増やす側に回りやすい」ということです。


私:

5-HT₂A, 5-HT₃の受容体は、どの部分に多いのですか?


ChatGPT:

5-HT₂A受容体と5-HT₃受容体は、

脳内・脊髄・末梢にそれぞれ特徴的な分布があります。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


*5-HT₂A受容体


・脳内

 大脳皮質(特に前頭葉や感覚野)

 扁桃体(感情処理)

 視床(感覚の中継)


・脊髄

 脊髄後角(感覚入力の第一中継地点)


・末梢

 血管平滑筋(血管収縮)

 血小板(血液凝固に関与)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


🔹 役割:

 痛みの感作促進、感情とのリンク、血管収縮など


🔹 痛みとの関係:

脊髄後角での5-HT₂A活性化は痛み信号の増幅に関与することがある。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


*5-HT₃受容体


・脳内

 延髄孤束核(嘔吐反射や自律神経調節)

 視床


・脊髄

 脊髄後角(特にⅠ層とⅡ層)


・末梢

 迷走神経終末(消化管)

・末梢神経終末(感覚神経)


🔹 役割:

・速いナトリウムチャネル型の興奮性作用

 (唯一のイオンチャネル型セロトニン受容体)


🔹 痛みとの関係:

末梢や脊髄での5-HT₃活性化は「痛みの増幅」に直結することが多い。


もしご希望なら、

「セロトニン受容体の分布マップ(痛み促進 vs 抑制)」 を脳〜脊髄〜末梢の構造図にしてお見せできます。

今の説明は文章だけなので、イメージしにくいと思います。


私:

構造図をお願いします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

この後、構造図を描いてくれたけれど

ChatGPTの図解は、やっぱりよくないです。

中国語?という文字もあるし。

仕方がないのでここで止めました。

ChatGPTとの会話をそのまま転載しているので、

過去記事と重複する内容がつづいています。m(_ _)m 


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ChatGPT の回答は必ずしも正しいとは限りません。

重要な情報は確認するようにしてください。

にほんブログ村 シニア日記ブログ



2025-08-09

ChatGPTに、慢性頭痛について質問する④(慢性炎症・中枢感作)

 

私:

図解ありがとう。わかりました。


では、前々回のChatの時に、

>ME/CFSにしたネズミでは実際に「脊髄後角でミクログリアの炎症」が確認

>グリア細胞(ミクログリア・アストロサイト)の活性化 → サイトカインやATP、グルタミン酸などを放出し、神経をさらに過敏化

とありますね。


1つ疑問ですが、「脊髄後角でミクログリアの炎症」があれば、

それが痛み物質を出し、「痛み」として大脳へ伝わるのではないですか?


ChatGPT:

はい、とても本質的な質問です。

おっしゃる通り、脊髄後角でミクログリアが炎症を起こして活性化しているというのは、単に炎症があるというだけでなく、それが「痛みを強くする仕組み」そのものに関わっていると考えられています。


順を追って説明します。


ーーーーーーーーーーーーーーーー


🔶 まず前提:「痛み信号の通り道」


皮膚や筋肉の末梢で「痛い」と感じる刺激があると、

神経を通って脊髄後角に信号が入ってきます。


脊髄後角の神経細胞がそれを受け取り、

信号は脳(視床→大脳皮質)へ伝わり、

「痛い」と認識されます。


ーーーーーーーーーーーーー


🔶 ミクログリアが炎症を起こすとどうなる?


ミクログリアは「中枢神経系の免疫細胞」で、

本来は警備役のような存在です。


でも、病気や慢性的な刺激、ウイルス感染、ストレスなどがあると、

過剰に活性化して「慢性炎症状態」になります。


その結果、


痛みを強める物質を出すようになる:


・サイトカイン(IL-1β、TNF-αなど)


・グルタミン酸(興奮性神経伝達物質)


・ATP

(細胞のエネルギー分子でもあるが、痛みに関与)


・活性酸素(酸化ストレスを増加)


これらが、脊髄後角にいる痛みを伝える神経(侵害受容ニューロン)を過敏化させてしまいます。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


🔶 つまりどうなる?


本来なら「痛い」と感じないような弱い刺激

(着替え、動作、気圧の変化など)でも、

痛みの信号として脳に伝わってしまう


これが「中枢性感作」と呼ばれる状態で、

ME/CFSや線維筋痛症、慢性頭痛、過敏性腸症候群などにも共通して見られます


ーーーーーーーーーーーーーーー


🔶 ただし注意点


「炎症があるから痛い」ではなく、

「炎症が神経を過敏にしてしまうことで、痛みが過剰になる」

という点が重要です。


例えば、切り傷のように「傷がある → 痛み」ではなく、

「中枢神経の炎症 → 痛みのブレーキが効かない → 弱い刺激でも痛い」という仕組みです。

ご希望があれば、「ミクログリアの活性化 → 痛み増強」の流れもイラストで図解できますが、いかがですか?


私:

あ~ なるほど。


>病気や慢性的な刺激、ウイルス感染、ストレスなどがあると、

 過剰に活性化して「慢性炎症状態」になる。

というわけですね。


私がME/CFSになる前には、

超長期間の過労と慢性的ストレスがありました。


また「線維筋痛症」を併発する前の1年間も、

脳の使い過ぎと強い心理的ストレスがありました。


一度だけ参加したME/CFSの患者会では、

「ウイルス感染後に発症」した人もいましたが、

私のように「感染は思い当たらない」けれども、

「長期間の過労と慢性的ストレス」の後に発症した人もいました。


私の場合は発症前に免疫低下もあったようで、

2度目の帯状疱疹やバセドウ病も再発しました。


ChatGPT:


まさに、そのような背景があったからこそ、

中枢神経の過敏化(感作)や

グリア細胞の慢性活性化が起きやすかったのだと考えられます。


あなたの経過は、現在の

「脳・免疫・神経系が関係する病態モデル」とよく一致しています。


ーーーーーーーーーーーーーー


🔷 なぜ「過労やストレス」で中枢の炎症が起こるのか?


これはとても重要なテーマで、少しずつわかってきたのですが、

わかりやすくまとめると次のような仕組みです:


1. 慢性ストレス・過労 → 自律神経の乱れ


特に交感神経が常に緊張した状態になります。

その結果、体は「戦闘モード」が続き、

副腎疲労、免疫抑制、炎症促進が起こります。



2. ストレスホルモン(コルチゾール)の異常


最初はコルチゾールが出すぎて、

のちに出にくくなる(副腎機能低下)。


結果として、炎症を抑える力が弱まり、

グリア細胞が活性化しやすくなります。



3. 血液脳関門(BBB)の機能低下


強いストレスは「脳を守るバリア」を壊してしまうことがあり、

炎症性物質が脳内に入り込みやすくなります。


4. 免疫システムの変調


本来はバランスの取れた免疫応答が、過敏 or 鈍くなり、ウイルス再活性(例:帯状疱疹)や自己免疫傾向(例:バセドウ病再発)が出ることも。


ーーーーーーーーーーーーーーーー


🔶 「感染がきっかけ」でも「ストレスがきっかけ」でも同じ場所に行き着く


最近の研究では、感染でも、ストレスでも、

脳内のミクログリアが活性化し、

中枢過敏が起きることが共通点として見られます。


例えると:


ウイルス感染=「一発の大きなパンチ」

過労・ストレス=「毎日続く小さなパンチ」


最終的にはどちらも「脳が痛みや疲労に過敏になる状態」

へ導く可能性があります。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


🔷 あなたの場合の経過との一致











ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ご希望があれば、この「ウイルス型」ではなく

「ストレス型」のME/CFS発症・慢性疼痛への流れを

図解で可視化することも可能です。

必要でしたら、仰ってください。


私:

では、「ストレス型」のME/CFS発症・慢性疼痛への流れの図解をお願いします。


ChatGPT:













※私の感想

ChatGPTの図解は、文章と比べると今一つです。

(長くなるので次回につづきます)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ChatGPT の回答は必ずしも正しいとは限りません。

重要な情報は確認するようにしてください。

にほんブログ村 シニア日記ブログ



2024-12-10

2回以上泣きたくなった日に見る動画と言葉

 

動画。

Invisible Illness - Stories of Chronic Fatigue Syndrome

11分(英語)

https://www.youtube.com/watch?v=9_HwOUiImvw




筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群のほかの患者さんも少し登場していますが、

シーンの多くは重度の患者、

Whitney Dafoeさんとその両親・妹さんの家族です。

彼と妹さんの子供時代のシーンから始まります。

外には祈りのタルチョが風に揺れています。


Whitney Dafoeさんは現在41歳。

寝たきりで、食事もできず、

実に多くの刺激に耐えることができません。


彼が何を感じ、思い

ご家族、特にお母さんは何度泣かれたことでしょう。


それでも、家族それぞれ

精一杯 生きていらっしゃる。


たま~に、辛くてもう限界 と思った時に

この動画を見ます。


~~~~~~~~~~~~~


彼のブログは↓↓

https://www.whitneydafoe.com/mecfs/


特にこの記事はたまに読み返します。


以下 一部日本語訳を転載。


What ME/CFS Patients Can Learn From Meditation

(筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の患者が瞑想から学べること)

11/16/2021


西洋文化圏のほとんどの人は、メディエーションを

「リラックス」または「落ち着く」方法、

または単に一緒にいて「くつろぐ」こと、

さらには音楽を聴く方法と考えています。


真の瞑想とは、リラックスしたり

「落ち着く」ことではありません。

それはマインドトレーニングです。


瞑想とは、実際には、集中して

その瞬間にとどまるように心を訓練することです。


ただ座って呼吸を見つめていると、

思考が迷うたびに、判断することなく、

優しく心を呼吸に戻します。


これがその作業です。


あなたは、その瞬間に起こっている唯一のこと、

つまり呼吸に集中しています。

あなたは集中し、

現在に存在するように心を訓練しています。


瞑想は落ち着くことではなく、

音楽のような外部の補助具で

人工的な落ち着きの状態を誘発することでもありません。


瞑想を学び実践しているとき、

陶酔感や超越や明晰さの瞬間、

リラックスした安らぎを感じることもある一方で、


(現実的にはほとんどの場合)

常に心を呼吸に戻そうとすると、

常に他の何かに迷い込んでしまうのに

苦しむこともあると教えています。


あなたはおそらく不快に感じたり、

肉体的または精神的な痛みを感じたりするでしょう。


私たちにとって、自分の体、心、思考と

ただ向き合うだけで、

非常に不快であることがよくあります。


ポイントは、定期的に続けることです。


同じことが

ME/CFSと一緒に生活することにも当てはまります。


特定の日、時間、分で

どのように感じるかは関係ありません。

大切なのは、ただ進み続けることです。


あなたの感情はあなたではなく、ただの感情です。

潮の満ち引きのように来ては去っていきます。


それらはあなたを定義するものではなく、

決して永続的ではありません。


ME/CFSと向き合うための

持続可能な日常生活を身につける。


今どう感じているかではなく、

長期的な目標に焦点を当てて、

前に進み続けることを

スピリチュアルな実践にしましょう。


呼吸を続け、悪化しないように努力し続け、

未来を見続け、あなたがどん底にいるときに

すべてのものが変わることを知り続けてください。


これが慢性疲労症候群と共存するワークです。


それは簡単ではなく、通常はかなり苦痛を伴いますが、

それはあなたがこれまでに持つ最高の教師です。


======================


※CFS患者へのアドバイス


Living with ME/CFS | ME/CFS | CDC

CDC(米国疾病予防管理センター)

Myalgic Encephalomyelitis/Chronic Fatigue Syndrome 

のサイトから転載メモ。


①「患者の声」シリーズから

 Andrew's Story


私は医師ですが、発症するまで

ME/CFSという言葉は知りませんでした。

1986年8月の具体的な日は言えませんが、

突然発症した人の多くは言えると思います。


ME/CFSと共に生きることを学ぶ必要がある。

自分の状態を把握し、

パターンを認識することが重要です。


何が事態を悪化させ、

何が助けになるのかを見極めなければならない。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~


②CDCのアドバイスから。


*予防接種

予防接種は免疫システムに必ず影響を及ぼしますので、

不可欠と思われるもの以外の

どんな予防接種も避けることが賢明です。


*リラクゼーション

自分でできることの一つは、

適切なリラクゼーション術を習うことです。


多くの方はたっぷりリラックスしていると言いますが、

実際には身体的にも精神的にも

解放された時間を過ごしていません。


ゆっくりしたリズム(1 分間に40~60 拍子)の音楽も、

リラクゼーションを誘導する非常に強い効果があります。

心臓がリズムに合わせようとしてゆっくりになります。


一日に一時間はリラックスする時間をとるように努め、

全く邪魔されることのないようにして下さい。


必要であれば電話を切っておく。

誰からも邪魔されずに

静かに過ごさなければならない特別な時間。




2024-10-19

自己紹介3 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の患者の日常


以下のイラストは

「時短だ(ジタンダ)」さんと

「ダ鳥獣ギ画」さんのサイトからお借りしました。

私の日々の様子です。

イラストの自分の姿を眺めてみると、

なんだか笑えてきます。

自分がナマケモノや

ダンゴムシみたいに見えてきます。

~~~~~~~~~~~~~~~~


ふだんの歩き姿は


手足に「おもり」がついた感じで、

ヨタヨタ・よろよろと。

イラストのカエルは太って見えますが、

現在のBMIは、19.95。やせています。


時々クラクラになり、よろけます。











常に頭痛と頭重感があるので、

目はぼんやり 半開きが多い。

疲れてくると、まぶたが落ちる。











頭痛がひどくなると











ブレインフォグになると












疲れすぎて脱力気味になると

杖に全身を預け、一歩一歩歩く。











下肢・体幹の脱力発作が起きると、

2~24時間はベッドの中。











1日2回は 疲労と痛みのためにため息。











時々 涙がでてくる。











痛みの総量がふえ、エネルギーもゼロになると、

ベッドの中でも身のおきどころがない。

そうなると 少量ですが安定剤を飲んで

じっとしている。








外出は、必要不可欠になった受診だけ。

年に何度か、子供が付き添ってくれる。














神はいないし、

祈っても無意味....と思っているが、たまに

「誰か私を助けて...」

「私に力を与えて...」と、祈る。

「病に苦しむ人たちが癒されますように」とも祈る。












~~~~~~~~~~~~~~

*そのほかの暮らし


朝食・昼食は、年中定番の、簡単な調理で済ませる。

夕食だけは、宅配弁当や冷凍おかずセット。

入浴は✖。 シャワーも✖。

シャンプーだけは流し台で。

あとは体を拭くだけですから、

汚い!かもしれません。


この2年で体力とエネルギーの減少がいちじるしい。

専門医は県内に皆無なので

月1回、近くの内科クリニックを受診。


夫は軽度認知障害と

腰痛の悪化がすすんでいますが

洗濯物干し・食器洗いはしてもらえます。

(2024.12.22 訂正 

 夫が違う病気になり以降、

 家事は一切してもらえなくなりました。

 なんとか私がやっていますが、しんどい・・)


掃除そのほかについては、一切目をつぶって

まだなんとか最低の暮らしは成り立っています。

家の中は ほこりだらけですが。

=================

これで下書きしてあった

「自己紹介」は全部アップしました。

最近さらに、エネルギーの減少がひどく

今後はたま~に、

Copilotに訊いたことでも書いていこうか....

と思っています。


2024-10-18

自己紹介2 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の症状

 


私の主な症状と状態です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

☆症状


・大幅な活動レベルの低下

・何もしなくても 常にダルい

・休んでも眠っても 回復しない


・起立不耐

・筋力低下と歩行困難

(重い体と脚をひきずって

 室内なら10mまで歩ける)


・疲れると起きていられない

・疲れると頭はもうろうに。目は半開きに。

 しゃべることができなくる。


・24時間つづく頭痛(原因不明)

・24時間つづく腹痛(内臓痛だと思う)

・全身あちこちの痛みとシビレ

 (これは、ヤケドの後の痛みに似て

  線維筋痛症の痛み)


・光や音に過敏

 (耳栓・サングラス・アイマスクをつかう)

・嗅覚過敏(香辛料や香料に咳がでる)

・寒がりなのに、なぜか時々 汗がふき出す

・よく喉が痛くなる


・次々に胸の皮膚が赤くなり ヒリヒリ痛くなる

 背中~腕~足にごく小さな皮疹が多数できる

 皮膚科には行かず、手持ちのステロイド軟膏を使う

 (皮膚科に行くエネルギーがないため)


・原因不明の嚥下障害

・たびたび鼻の中~上咽頭の炎症

  (耳鼻科には行かずセルフケアで対処)


・わずかなストレスで、痛みほかの症状悪化


・認知機能障害と情報処理の低下

最近少しはTVを見ることができるが、

普通のTV番組の画面の変化や

しゃべりについていけない。

見るのは紙芝居風のドラマ。

たとえば、中国のファンタジー時代劇など。

ゆっくりシンプルな画像と少ないセリフがいい。

TVの音はもちろん消音で見る。


常に頭がぼ~っとしているので、

頭を使う作業は、少しずつ分けてする。

本は読めなくなった。

詳細なプロフィールに、

お気に入りの本や映画をたくさん挙げたが

今はもうダメになった。


******************

☆痛みの範囲とレベル











・痛みの強さ・レベルについて

医師に伝えるのは、

0~10までのどのレベルに当たるか?です。

レベル10の痛みは

「今すぐ死んだほうがマシと思う痛み」です。


その時まで痛い思いを何度か経験しています。

例えば

煙が出ている熱い油が

手の甲全部にかかって、1時間泣きつづけた。

医者には行かなかったが、

皮膚は紫色にはりついて、10年後にようやく治った。


多分インフルエンザだったのでは?と思うが、

夜、高熱で頭から足先まで全身の疼痛。

医者にも行けず

うつぶせになって一晩中泣きながらウトウト眠った。

翌日熱が下がったら噓のように消えた。


目から頭にかけての帯状疱疹の時も一晩中痛かった。

翌日の日曜日に救急外来を受診。入院になった。


24時間の陣痛や出産の痛み経験もあるが、

あれは一時的なものなのでそれほどでもない。

親族の経験から想像するに、10の痛みとは、

急性膵炎で転げまわるとか、

40年前の話ですが

癌の末期で泣き叫ぶ痛みかと思います。


私の痛みは「3~7.5」の範囲に入るような気がします。

レベル5は、しかめ顔。

レベル7で辛いが、なんとか耐えられる。

レベル7が続くと頭痛もひどくなり、

気分の悪さと頭もうろうで、身動きできなくなる。

泣きたくなるし、時々涙がにじむ。

レベル7.5が続くと、

頭がクシャクシャになって怒鳴りたくなる。

仕方がないので、とりあえず薬を飲みます。

(つづきます)



2024-10-16

自己紹介1 病歴



来年、80歳になる老婆です。

このブログは、たまたまネットで知り合った方へ

近況をお知らせしようと作りました。

ただ初めての方もご覧になるかもしれないので、

自己紹介を3回に分けて書いておきます。

今日は簡単に過去と現在の病気を並べます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

2006/4月

15年にわたる4人の親の世話と介護が終わる。

事情があって孤軍奮闘の15年だった。

2軒の家を片付け処分。

人生18回目の引っ越しをする。


2006/7月

インプラント2本の手術


2006年/10月

夜中の心房細動・昼の上室性頻拍が始まる。

これは2012年まで続く。


2006/12月(61歳)

慢性疲労症候群を発症。

(専門外来で病名が決まったのは2016年)

原因不明の異常な疲労と

急激な体力の低下が始まる。

脚がとても重くなる。

ゆっくりと半径500m以内しか歩けない。

睡眠障害も始まる。

すぐ近くのスーパーにも行けなくなったので、

すべて生協の宅配とネットでの購入になる。


その後、胃の胸やけが始まる。

萎縮性胃炎がだんだん進んでいたようだ。

食べているのに、体重が減っていく。

10kg減って BMIは19.07になった。


2011~2012年

2度目の帯状疱疹。痔の手術。両目の白内障手術。


2013/2月(68歳)

突然の四肢麻痺発作で救急搬送入院。

一気に、歩けない。立てない。

頭がもうろう。下肢の脱力発作。

視覚・聴覚・嗅覚の感覚過敏。

微熱。腕や足の疼痛も始まった。

バセドウ病の再発がわかっただけ。

宅配弁当を始める。


2014/1月

坂の多かった郊外から、

平地で歩道のある都心部へ、19回目の引っ越し。


2014/5月

専門外来で、「線維筋痛症」と診断される。

胃カメラ検査で「萎縮性胃炎 C-3」がわかる。


その後、痛みは腕~背中~下肢~足裏へと拡大。

「多発膵嚢胞(IPMN)」がわかる。

膵臓のMRIを3回とEUSを2回受ける。

だんだん膵嚢胞の数が増え、少しずつ大きくなる。

2017年時点で、膵嚢胞の数は、14個。


胃と膵臓の病気は放置することに決め、

2018年以降検査は受けていない。

ほかのいくつかの慢性の病気については省略。


2020/5月

都心部のマンション暮らしがイヤになり

田舎の当地へ 20回目の引っ越し。

まだ介護サービスは利用しないで、

自分の身のまわりのことだけは何とかしている。


なんとか最低の暮らしは成り立っているが

体幹と下肢の脱力発作が起きたり

痛みがマックスになったり

エネルギーが切れてしまう

あるいは 期外収縮が頻発する日は

ベッドからまったく動けない。


眠剤服用はもう17年。

頭痛その他の痛みでどうしようもない時や

もうろう状態で 食事もできそうにない時

また新しい症状で 不安のストレスが大きくなった時は、

リーゼ半錠を飲みます。


痛みから気をそらすために

また余計なことを考えないように

主に PCで遊んでごまかしています。

(つづきます)

========================

☆追記

頂いたコメントへの返信が、どうしても書き込めません。申し訳ないのですが、しばらく返信はお待ちください。

2024/10/17 追記

今朝、コメント欄をポップアップ画面に変えて、「グーグルアカウント」から返信したら公開できました。ただコメント欄は「匿名」を含めどなたでも投稿できる設定しているのに、知人のコメントが「エラーで公開できない」と表示されたそうです。その原因はわかりません。

私がbloggerの使い方がまだわかっていないからかと思います。もしそんな方がいらしたら申し訳ありません。