2025-05-09

喉の炎症(市販薬と医療用)


以下は、何でも覚えていられない自分用メモです。

内容が正しいかどうかわかりません。

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※下調べした市販の抗菌薬入りトローチ


①トピックAZトローチ【第3類医薬品】

 日新薬品


有効成分(6個中)

 アズレンスルホン酸ナトリウム 4.8mg

 グリチルリチン酸二カリウム 15mg

 セチルピリジニウム塩化物水和物 6mg

のどの炎症による声がれ・のどのあれ・のどの不快感・のどの痛み・のどのはれ、口腔内の殺菌・消毒、口臭の除去。


15歳以上:1錠:4〜6回

5〜6日間使用しても

症状がよくならない場合は使用を中止。


*グリチルリチン酸二カリウム

カンゾウ(甘草)の根の成分。

抗炎症作用や抗酸化作用を持つ。

総合感冒薬や鼻炎用薬などに配合。

長期使用や大量使用には注意が必要。

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セチルピリジニウム塩化物トローチ2mg「イワキ」

岩城製薬

陽イオン界面活性剤で、その殺菌作用により、口腔内や喉を殺菌・消毒する。

通常、咽頭炎、扁桃炎、口内炎の治療に用いられる。

成人は1回1錠(主成分として2mg)を1日3〜4回、
治療を受ける疾患や症状により適宜増減される。

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ベンザブロックトローチ【第2類医薬品】

 アリナミン製薬


有効成分(6個中)

デキストロメトルファンフェノールフタリン塩    60mg

グアヤコールスルホン酸カリウム 140mg

セチルピリジニウム塩化物水和物 6mg


せき、たん、のどの炎症によるのどのはれ・のどの痛み・のどのあれ・のどの不快感・声がれ

デキストロメトルファンフェノールフタリン塩がせき中枢にはたらいて、つらいせきを抑える。

かぜ薬など併用してはいけない薬がいくつかある。


11歳以上:1錠:6回:2時間以上空ける。

5~6回服用しても症状がよくならない場合は中止。

本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないこと。

他の鎮咳去たん薬、かぜ薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(鼻炎用内服薬、乗り物酔い用薬、アレルギー用薬、催眠鎮静薬等)、鎮静薬


*副作用の可能性

 皮膚・・・発疹・発赤、かゆみ

 消化器・・・吐き気・嘔吐、食欲不振

 精神神経系・・・めまい

 呼吸器・・・息苦しさ、息切れ

 眠気の継続がある場合は、中止。


まれに下記の重篤な症状

 ショック(アナフィラキシー)

服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。


*デキストロメトルファンフェノールフタリン塩

 メジコン(一般名:デキストロメトルファン)

フェノールフタリン酸デキストロメトルファンとも言うみたい。

経口投与後、DXMは消化管が速やかに吸収されて全身血中に入る。血液脳関門を通過する。

DXMは臨床用量で中枢神経系に対して末梢(気管)と逆の作用をする。気管で繊毛の働きを妨ずに、咳の閾値を上昇させる。

咳中枢に作用して閾値を上昇させれば、咳を鎮めることができる。

脳の咳中枢に作用することで鎮咳作用を示す薬が

メジコン(一般名:デキストロメトルファン)。

国際咳嗽学会(International Society for the Study of Cough)は、「成人に対しては初回60mgを投与し、1日投与回数は4回以内とすることが望ましい」との声明を出した。(ウィキ)


*グアヤコールスルホン酸カリウム

フェノール系の誘導体で、弱い消毒作用と去痰作用(気道分泌を促進して痰の粘度を低下)を有する。

鎮咳去痰を目的に、一般用医薬品のかぜ薬や鎮咳去痰薬に配合されている。


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④新コルゲンコーワトローチA 指定医薬部外品


のどの痛みやはれ、声がれ。

痛みやはれを鎮めるグリチルリチン酸二カリウム、炎症が悪化しないように、口やのどを殺菌・消毒するCPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)、のどの粘液分泌を増加させる生薬成分であるセネガ乾燥エキスを配合。

小児(5歳以上15歳未満)も1回1個、1日2~3回使用できる。

成人(15歳以上) 1個 4~5回


・成分5個中

グリチルリチン酸ニカリウム 15.0mg

セチルピリジニウム塩化物水和物(CPC) 5.0mg

セネガ乾燥エキス 23.95mg

(セネガとして400mg)

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ヴイックス メディカル トローチL

●殺菌成分:

 CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)

 のどの炎症によるのどの痛みを鎮めます。


 ●せき止め成分:

 フェノールフタリン酸デキストロメトルファン

 つらいせきを鎮め、呼吸を楽にします。

 

●去たん成分:

 グアヤコールスルホン酸カリウム 

 のどに絡むたんを出しやすくします

1錠中: 

セチルピリジニウム塩化物水和物 1mg

 のどを殺菌・消毒します。

フェノールフタリン酸デキストロメトルファン 7.5mg

 せき中枢にはたらいて、つらいせきを鎮めます。

グアヤコールスルホン酸カリウム 22.5mg

のどにからんだたんをやわらかくして出しやすくします。

*注意(ヴイックスメディカルトローチとは違う)


*ヴイックスメディカルトローチ

1錠中: 

セチルピリジニウム塩化物水和物 1mg

dl-メチルエフェドリン塩酸塩 6.25mg

グアヤコールスルホン酸カリウム 22.5mg


8歳以上:1回1錠。

1日6回服用。

8歳未満:服用しないこと。


発疹・発赤、かゆみ

吐き気・嘔吐、食欲不振

めまいなどの症状。

3.5~6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止。

医師、薬剤師に相談。


*dl-メチルエフェドリン塩酸塩

交感神経を刺激することで気管支を広げて呼吸を楽にし、咳を鎮める成分。

この作用を利用して、総合感冒薬(かぜ薬)や鎮咳去痰薬、鼻炎用内服薬などを中心に広く使用。

局所の血管を収縮させることで出血を抑える効果により、痔疾用外用薬にも配合。

・注意事項

病気の治療中の人、甲状腺機能亢進症、高血圧、心疾患、糖尿病、脳出血などの既往歴のある人、薬を服用中の人、妊娠中または授乳中の人、高齢者は、使用前に医師または薬剤師に相談。

交感神経刺激作用に伴う血圧上昇、心悸亢進(動悸)、指や手のふるえ、頭痛、不眠、めまい、吐き気、食欲不振、口の渇き、イライラ感、不安感などの副作用が報告。医師または薬剤師に相談。

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⑥ピタスメディカルトローチ

 大鵬薬品

 指定医薬部外品

殺菌作用のあるセチルピリジウム塩化物水和物がお口の中の殺菌・消毒。

(6個中)

(6個中)

フェノールフタリン酸デキストロメトルファン 60mg

グアヤコールスルホン酸カリウム 140mg

セチルピリジニウム塩化物水和物 6mg


成人(15歳以上) 1個 4~6回

15歳未満 使用しないこと。

皮ふ:発疹・発赤、かゆみの症状。

1週間使用しても症状がよくならない場合は使用を中止。

ウメ風味。

口腔内の殺菌・消毒、のどの炎症による

痛み・腫れ・痒み・不快感、声がれ、口臭除去に効果。

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※下調べした医療用の薬


①消炎鎮痛薬

ロキソニン。バファリン。イブなどの消炎鎮痛薬。

咽頭の炎症を抑える作用を持つ。

バファリンの有効成分であるアスピリンは、

とくに飲み込むときの痛みに対して1-6時間程度の効果を発揮すると報告。


イブの有効成分であるイブプロフェンは32-80%の患者に対して、

2-4時間の痛みの改善を見込める。


・アセトアミノフェン(カロナール)

咽頭の炎症に対しては作用がゆっくりで穏やか。

アセトアミノフェンを服用して3時間後から

喉の痛みを50%程度軽減すると報告。


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②トラネキサム酸


人工合成されたアミノ酸。

止血剤・抗炎症剤として出血の予防・治療に用いられる。

消炎鎮痛薬とは異なるメカニズムの炎症を抑える作用。


1962年に岡本彰祐と岡本歌子により開発された。

WHO必須医薬品モデル・リストに収録されている。


扁桃腺炎・喉頭炎による咽頭痛、

口内炎による口内痛及び口内粘膜アフタなどに適応がある。

抗炎症作用として耳鼻科領域の喉の痛みを緩和することは出来るが、

解熱作用はない。


・トラネキサム酸錠250mg「YD」

 日医工株式会社


市販の一般用医薬品にも配合される商品がある

(例:アリナミン製薬のベンザブロック)。


通常成人1日750〜2000mgを3〜4回に分割経口投与する。

年齢、症状により適宜増減する。


・主な副作用が出たら 使用中止。


 食欲不振、悪心、嘔吐、胸やけ、

 眠気、そう痒感、発疹など


・注意が必要

薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。血栓(脳血栓、心筋梗塞、血栓性静脈炎など)、血栓症のおそれ、消費性凝固障害、手術後寝たきり、腎不全がある。


他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もある。使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意)。


*国内二重盲検比較試験


耳鼻咽喉科疾患(急性咽喉頭炎、急性扁桃炎、口内炎等)の患者168例を対象に疼痛、腫脹及び発赤に対する効果をトラネキサム酸(84例)とプラセボ(84例)との二重盲検比較試験により検討


有効以上はプラセボ26.2%(22/84例)に対しトラネキサム酸52.4%(44/84例)で、トラネキサム酸が有意(p<0.05)に優れていた。

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※医療用医薬品の抗菌薬入りトローチ


・SPトローチ

デカリニウム塩化物を主成分とし、

咽頭炎、扁桃炎、口内炎、抜歯創を含む口腔創傷の感染予防に用いられる。


・アクロマイシントローチ

テトラサイクリン系の抗生物質。

通常、抜歯創・口腔手術創の二次感染、感染性口内炎の治療に用いられる。

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追記 2025.5.10

いろいろ起きすぎて、心身の余裕がまったくありません。

ブログ村のランキングは とりあえず、不参加にしました。

今までバナーを押して下さった方へ。

ありがとうございました。m(_ _)m 



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