2025-02-10

リピートで聞いていたザンフィルのAndrew's Theme

 

前回の記事で、30代半ば~40代始め、

子供のことでずっと悩んでいたと書きました。

当時(1980年以降)、小・中学校の問題が次々に起きています。


うちの子供たちの小・中学校に限っても

「学級崩壊」

「いじめ」「登校拒否(不登校)」

「校内暴力」

「教師側の管理教育」などが起きました。


青竹を持った先生が校内巡回をして、

PTAの役員がゲームセンターや繁華街を回り、

生徒は定期的に「スカートや髪の長さ・ズボンの幅など」を調べられました。


私は鬱々とした気分で、

時々NHKラジオの「こども教育相談」(?)を聞いていました。


お母さんたちの切実な相談の合間に、

一息入れる感じで、短い曲が流れました。


ある日、聞いたのが↓↓の曲です。



Zamfir - Andrew's Theme - Movie "Misunderstood"

(以前ほかの動画もあって、そっちはいろいろな自然の映像だったのですが、

 今回探しても 見つけられなかった)


すぐに写真でしか見たことがなかった地中海の青い海と空。

モンゴル草原の広い空に吹く風や雲が浮かんできたのです。


それは、私の重い心を解き放ってくれました。


レコード屋さんで ザンフィル のCD を買い、

『黄昏』のテーマ曲とこの曲を交互にテープに入れて、

エンドレスでいつも流していました。


そうやって、自分の心をなだめ、

落ち着かせていたような気がします。


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10年ぐらい前 この曲は、

映画『『ウィンター・ローズ』(Misunderstood)

のテーマ曲だと知りました。

映画のあらすじを読んだときは、ちょっとショックでした。


以下、Misunderstood (1983 film) - Wikipedia からの引用です。


ネッド・ローリーはチュニジアに拠点を置くアメリカ人船主で、
彼のビジネスは繁盛し、独占状態にある。

彼は美しい別荘に2人の息子、マイルズとアンドリューと暮らしている。

2人の息子は、海外の病院で母親が亡くなったばかりで、

新しく来た家政婦に世話をしてもらう。

父親は、この悲劇を下の子に隠すため、

母親は長期旅行に出ていると嘘をつく。


長男に対しては、彼は「男」として扱い続け、

母親が行方不明になったことを明かしながらも、

感情を表現するのを恐れて冷たい態度を貫く。


彼は、息子が愛情に欠け、弟にすべての注意を向ける父親の不在と

厳しい教育に苦しんでいることに気づいていない。

最終的に、アンドリューが起こした事故で初めて、父と息子の距離が近づく。

(引用おわり)


確かにこの曲は、もの悲しいところがあります。

私の感じでは、長男は

母親の死に気づいていますね。。。


ユーチューブにあった映画(英語版)が↓↓



Legend Gene Hackman | Misunderstood 1984 Full Movie

(1時間30分)


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映画『黄昏』のテーマ曲。

このAndrew's Theme。


どちらも いい曲だなと思いますが、

毎日エンドレスでずっと流していた自分が

ちょっと理解できません。


今だったら、耳が飽きてしまい

止めるでしょうに。



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