前回の記事で、30代半ば~40代始め、
子供のことでずっと悩んでいたと書きました。
当時(1980年以降)、小・中学校の問題が次々に起きています。
うちの子供たちの小・中学校に限っても
「学級崩壊」
「いじめ」「登校拒否(不登校)」
「校内暴力」
「教師側の管理教育」などが起きました。
青竹を持った先生が校内巡回をして、
PTAの役員がゲームセンターや繁華街を回り、
生徒は定期的に「スカートや髪の長さ・ズボンの幅など」を調べられました。
私は鬱々とした気分で、
時々NHKラジオの「こども教育相談」(?)を聞いていました。
お母さんたちの切実な相談の合間に、
一息入れる感じで、短い曲が流れました。
ある日、聞いたのが↓↓の曲です。
Zamfir - Andrew's Theme - Movie "Misunderstood"
(以前ほかの動画もあって、そっちはいろいろな自然の映像だったのですが、
今回探しても 見つけられなかった)
すぐに写真でしか見たことがなかった地中海の青い海と空。
モンゴル草原の広い空に吹く風や雲が浮かんできたのです。
それは、私の重い心を解き放ってくれました。
レコード屋さんで ザンフィル のCD を買い、
『黄昏』のテーマ曲とこの曲を交互にテープに入れて、
エンドレスでいつも流していました。
そうやって、自分の心をなだめ、
落ち着かせていたような気がします。
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10年ぐらい前 この曲は、
映画『『ウィンター・ローズ』(Misunderstood)
のテーマ曲だと知りました。
映画のあらすじを読んだときは、ちょっとショックでした。
以下、Misunderstood (1983 film) - Wikipedia からの引用です。
彼は美しい別荘に2人の息子、マイルズとアンドリューと暮らしている。
2人の息子は、海外の病院で母親が亡くなったばかりで、
新しく来た家政婦に世話をしてもらう。
父親は、この悲劇を下の子に隠すため、
母親は長期旅行に出ていると嘘をつく。
長男に対しては、彼は「男」として扱い続け、
母親が行方不明になったことを明かしながらも、
感情を表現するのを恐れて冷たい態度を貫く。
彼は、息子が愛情に欠け、弟にすべての注意を向ける父親の不在と
厳しい教育に苦しんでいることに気づいていない。
最終的に、アンドリューが起こした事故で初めて、父と息子の距離が近づく。
(引用おわり)
確かにこの曲は、もの悲しいところがあります。
私の感じでは、長男は
母親の死に気づいていますね。。。
ユーチューブにあった映画(英語版)が↓↓
Legend Gene Hackman | Misunderstood 1984 Full Movie
(1時間30分)
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映画『黄昏』のテーマ曲。
このAndrew's Theme。
どちらも いい曲だなと思いますが、
毎日エンドレスでずっと流していた自分が
ちょっと理解できません。
今だったら、耳が飽きてしまい
止めるでしょうに。
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