※オムロンのHCG-801について
私:
私は18年ぐらい前から、オムロンのHCG-801という家庭用心電計を使ってきました。右手指と左胸に当てるタイプです。
過去、これで「上拍性頻拍」「心房細動」「期外収縮」がわかっています。 この心電計の波形は、12誘導心電図の波形の、どの部分を測定しているのですか?
ChatGPT:
家庭用の HCG-801(指+胸) が拾う波形は、12誘導心電図のうち 「II誘導に近い方向」 を主に見ている、と考えると理解しやすいです。
正確には12誘導のどれとも完全一致はしませんが、右腕(RA)→左脚(LL)方向に近い電気の流れを見ている「疑似II誘導(pseudo-lead II)」と呼ばれるタイプです。
以下、噛み砕いて説明します。
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■ 12誘導心電図のうち、HCG-801が近いのは「II誘導」
● II誘導とは何か
12誘導心電図の基本の3つ(I・II・III誘導)のうちの1つ。
・右腕(RA) と
・左脚(LL) のあいだで
心臓の電気の流れを測る
という配置です。
心臓の電気は 右上 → 左下 へ流れていくので、
II誘導はその流れとほぼ同じ方向を見ます。
そのため P波(心房の動き)も、QRS(心室の動き)も見やすい、
臨床でとてもよく使われる誘導です。
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■ なぜ「指+胸」が II誘導に近いのか
HCG-801の場合:
・右指:右腕の電極とほぼ同じ扱い(RA)
・左胸:左胸の電極は「左脚(LL)」の方向に近い位置として扱われる
つまり、
右腕 → 左脚の向きの電気を拾う角度に比較的近い
という理由で「II誘導に似た波形」になります。
完全に同じではありませんが、
不整脈の判定に重要なP波の有無や、
QRSのリズムの乱れが見えるという点で実用性があります。
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■ V5に似ていると言われる理由(補足)
胸に当てる電極が、左胸の外側に近い位置に来る場合、
心臓の側面(左側壁)を見る V5誘導 方向の要素も少し混ざる、
と説明されることがあります。
ただし、HCG-801は厳密な「V5」ではないので、
あくまで「II誘導を中心に、V5方向の成分も少し混ざる」というイメージです。
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■ まとめると
あなたのHCG-801が拾っているのは、
**「II誘導にかなり近い疑似誘導」
+
「左側胸(V5)方向の成分が少し混ざる」**
というタイプです。
このため、
・心房細動(P波の消失と細かい揺れ)
・上室性頻拍
(P波の見えにくさ+規則的な速い鼓動)
・期外収縮(1回だけの早い拍)
などは十分に判定できます。
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※狭心症の心電図は?
私:
「狭心症」の時は、「STが下がる」そうですが、
「HCG-801」でも、それは見分けられますか?
ChatGPT:
結論だけ先に言うと、HCG-801で“狭心症によるST低下”を確実に判定するのは難しいです。理由を順番に説明します。
■ なぜ家庭用心電計ではST低下が判断しにくいのか
1) 12誘導ではなく、方向が限られた「疑似II誘導」だから
狭心症のST低下は、どの心筋で血流が不足しているかで、
変化が出る誘導が違います。
12誘導なら
・前壁
・下壁
・側壁
など、心臓の各部を別々に見ることができます。
しかし HCG-801 は
ほぼ1方向(疑似II誘導)しか見ていないため、
ST変化が出ないケースが普通にあります。
つまり、
狭心症であっても HCG-801上は
「ST低下なし」と出てしまうことが多い ということです。
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2) 基準線(基線)が揺れやすく、微妙な0.05–0.1mVの変化が分かりにくい
ST低下は非常に小さな変化です。
医療用の心電図はゲイン(増幅)やノイズ除去が精密に調整されていますが、
家庭用心電計では
・手の震え
・接触のわずかなズレ
・体の姿勢
などで、基準線が上下しやすく、微細なST変化を見分けにくい特徴があります。
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3) 胸の押し当て位置で波形が変わる
HCG-801は胸の電極位置が毎回完全に同じにはなりません。
わずかに位置がずれるだけで
STの高さは簡単に変わってしまうため、
“本当に狭心症による低下なのか”
“単なる測り方の誤差なのか”
区別が難しいことが多いです。
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■ ではまったく分からないのか?
はっきり分かるケースは「ごく一部」だけです。
・明らかな “水平型” ST低下
・力強いピークを持つST下降(比較的深い変化)
こういった変化なら、HCG-801でも“おかしい”とは気づけます。
ただしその場合も、「狭心症かどうか」はHCG-801だけでは確定できません。
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■ 実際に役立つ使い方は?
HCG-801は、ST変化の診断よりも、
・脈のリズム
・心房細動の有無
・発作性上室性頻拍の確認
・期外収縮の頻度変化
こういった 不整脈の把握が得意な機械です。
一方、**虚血(狭心症・心筋虚血)**の判定は、
12誘導心電図でなければ信頼性が低いです。
必要なら、
・どの程度のST低下なら家庭用機器でも「異常かも」と判断し得るか
・あなたの症状パターンで狭心症を疑うべき状況
・夜間に起きる不整脈と虚血の関係
なども説明できます。
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ChatGPT の回答は必ずしも正しいとは限りません。
重要な情報は確認するようにしてください。
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※夫と私の心電図
以下は、オムロンHCG-801でとった、夫と私の心電図です。
自分があとで見返せるように、貼り付けました。
①夫の徐脈発作の波形(45拍)
②私の発作性心房細動の波形
振れ幅が大きいので、普通は1枚のところが、2枚に分かれている。
↓↓が、私の普通の心房細動の時。136拍でやや軽めの発作。
心房性期外収縮と接合部期外収縮は区別が困難な場合もある。
上の2つを合わせて上室性期外収縮
(PSVC:premature supraventricular contraction)という。
心房での興奮が、
本来の洞結節からの電気的興奮よりも早いタイミングで現れる。
QRS波は、一般的に洞調律からのQRS波と同じ形になる。
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・心室(性)期外収縮
(PVC: Premature Ventricular Contraction)
山が2つの後に、へこむように見える。
洞結節の興奮よりもく起こる心室の異常興奮。
そのため、心房よりも早く心室が興奮する。
加齢とともに増加する。
ただし、RonT型、多源性(多形性)、3連発以上(頻発)、または24時間で1万回以上の期外収縮は、非常にリスクが高い。
また、虚血性心疾患(動脈硬化・狭心症・冠動脈のつまり)の患者では、軽度の期外収縮でも致死性不整脈が出やすく注意が必要。






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