以下は、何でも覚えていられない自分用メモです。
内容が正しいかどうかわかりません。
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のどの痛みの最も一般的な原因は、
感染によって生じる 扁桃咽頭炎。
※のどの痛みの主な感染性の原因と特徴
*ウイルス性扁桃咽頭炎
(ウイルスを原因とする扁桃とのどの感染症)
通常は軽度から中等度ののどの痛みで、
発熱はほとんどまたはまったくない。
通常は鼻水またはせき。
のどと扁桃は、わずかに赤い場合から非常に赤い場合まであり、
白い分泌物または膿で覆われていることがある。
ときに首のリンパ節が1つか2つ腫れる。
医師の診察のみ。
ウイルス性扁桃咽頭炎は、治療なしで消失する。
レンサ球菌咽頭炎や他の細菌感染症の患者には、抗菌薬が投与される。
ただし、検査を行わずに扁桃咽頭炎の原因が、
ウイルスなのか細菌なのかを区別するのは、医師にとっても難しい。
飲食できるように、のどの痛みを軽減することが重要。
イブプロフェンまたはアセトアミノフェンが、痛みと熱の軽減に役立つ。
温かい塩水でのうがい。
塩濃度を薄めに(0.9%前後)
小さじ1の塩は、食塩・精製塩で 6g。
200ccに、1.8gの塩(=小さじ1/3より少なめ)
塩ひとつまみは、約0.5g(3つまみ余り)
頻度は1日2~3回。
のど用トローチまたはのど用スプレーは、
一時的な痛みの緩和に役立つことがあるが、
処方された量を超えて使用してはならない。
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*レンサ球菌咽頭炎
しばしば強いのどの痛みと発熱。
まれに鼻水またはせき。
しばしば、のどと扁桃が非常に赤くなり、
白い分泌物または膿で覆われる。
通常は、首のリンパ節が1つか2つ腫れ、圧痛がみられる。
のどから綿棒で採取したサンプルの検査。
検査を行わずに扁桃咽頭炎の原因が、
ウイルスなのか細菌なのかを区別するのは、医師にとっても難しい。
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*伝染性単核球症
(エプスタイン-バーウイルスが原因)
しばしば中等度から重度ののどの痛み、高熱、常時の疲労があるが、
かぜの症状を伴わない。
通常は、伝染性単核球症になったことがない青年または若い成人。
しばしば、のどと扁桃が非常に赤くなり、
白い分泌物または膿で覆われる。
典型的には首の左右両側で多数のリンパ節が腫れ、
ときに医師による診察時に脾臓の腫れが見つかる。
エプスタイン-バーウイルスに対する抗体を探す血液検査。
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*喉頭炎
“のどぼとけ”の中にある“喉頭”に炎症。
主な原因はウイルスによる感染。
細菌などの感染もある。
・急性喉頭炎:急激に症状が現れる
発熱、喉の痛み、咳、
声嗄、物の飲み込みにくさなど。
喉頭の腫れが強くなった場合、空気の通り道が狭くなり、
息苦しさの出現に注意が必要。
喉頭炎の多くは1週間程度の自然経過により寛解するが、
必要な際は対症療法を行い、原因によっては
抗ウイルス薬や抗菌薬を使用する。
・重症の場合
声嗄れが強くなり、ほとんど声が出なくなる。
喉頭蓋が腫れると呼吸困難感が生じる。
喉のむずがゆさを自覚して、
しつこい咳を伴うケースもある。
声帯付近が腫れた場合、
成人では声嗄れが主症状だが、
乳幼児の場合には呼吸困難を生じやすい。
・検査・診断
・喉頭内視鏡検査
・血液検査:
炎症の程度など、全身の状態を評価する目的で
血液検査を行うことがあります。
・ウイルス・細菌検査:
症状や所見によっては、ウイルスの
迅速診断キットによる検査や、
細菌の培養検査を行う。
・治療
全身管理と呼吸管理が基本。
特に体と声の安静、十分な水分の摂取、
喉の痛みが強い場合には、解熱鎮痛薬により症状を緩和する。
また気道の分泌物が多い、
あるいは粘度が高い場合には、
気道の粘液を出しやすくし気道粘膜を整える薬を使用する。
漢方薬では、小柴胡湯加桔梗石膏。
咽喉がはれて痛む次の諸症:扁桃炎。扁桃周囲炎。
副作用が生じる可能性がある。
一方、慢性喉頭炎では声嗄れが主な症状。
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頻度ははるかに低いが、
のどの痛みの より深刻な原因は以下。
①膿瘍
膿の蓄積(膿瘍)が扁桃の下や近くにできることがある。(扁桃周囲膿瘍)。
通常の原因は、レンサ球菌感染が扁桃から深部の組織に広がること。
幼児では、のどの奥の組織に膿瘍ができることがある。(咽後膿瘍)。
口を開けるための筋肉のまわりに炎症が起き、口が開けられなくなることもある。再発しやすいという特徴もあるため、適切な治療を受けることが重要。
②喉頭蓋の感染症
(喉頭蓋:喉頭の入り口をふさぐ小さなふた状の組織の感染症)
(私は咽頭・中咽頭・喉頭蓋谷の3か所に嚢胞がある)
通常はインフルエンザ菌(Haemophilus influenzae)b型(Hib)よって引き起こされていた。成人やワクチン接種を受けていない小児ではいまだにHibによる喉頭蓋炎がみられる。
重度の咽頭痛があり、咽頭の外観が正常である場合は喉頭蓋炎を疑う。
・突然始まる強いのどの痛みと嚥下困難
(ものを飲み込むのが難しくなる)
ときに以下のような呼吸器症状
・呼吸が速い(頻呼吸)
・息を吸うときのヒューヒューという音(吸気性喘鳴)
③腫瘍
上の3つは、気道をふさいでしまうことがあるため、特に注意が必要。
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※私の場合 自己判断で使った薬
①桔梗湯
咽喉がはれて痛む次の諸症:扁桃炎、扁桃周囲炎。
日局カンゾウ。日局キキョウ。
年齢、体重、症状により適宜増減する。
・高齢者
減量するなど注意すること
(一般に生理機能が低下している)。
*重大な副作用
・カンゾウが含まれているので、血清カリウム値や血圧値等に十分留意。
偽アルドステロン症。 低カリウム血症
血圧上昇。ナトリウム貯留。
体液貯留。浮腫。体重増加。
ミオパチー 。脱力感。四肢痙攣。
(2か月間続く今回の炎症・化膿には、効果なし)
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②SPトローチ0.25mg「明治」
・咽頭炎、扁桃炎、口内炎、抜歯創を含む口腔創傷の感染予防
成人は1回1錠を1日6回、口中で徐々に溶解させる。
症状により適宜増減。
溶けたあと30分程度、飲食を控える。
*有効成分(1錠中)
デカリニウム塩化物0.25mg
※メモ
消毒薬はその作用によって「高・中・低」に分類。
デカリニウムは低水準。陽イオン界面活性剤であり、
細菌に作用することでタンパク質を変性させる。
ウイルスには効果はない。
細菌や真菌に対する殺菌作用がある。
風邪やインフルエンザはウイルスによって生じるため、
デカリニウム(SPトローチ)では効果がない。
(今回は 効果なし)
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③ジキナWのどスプレー(30ml)【第3類医薬品】
富士薬品
殺菌成分配合のどスプレー。
抗炎症作用のあるアズレンスルホン酸ナトリウム水和物と
殺菌成分セチルピリジニウム塩化物水和物をW配合。
*使用上の注意
●してはいけないこと
長期連用しないでください。
●相談すること
(1)医師又は歯科医師の治療を受けている人
(2)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
(3)口内にひどいただれのある人
次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに使用を中止。
皮膚:発疹・発赤、かゆみ
消化:器胃部不快感、吐き気
使用後、口の刺激感があらわれることがある。
症状の持続又は増強が見られた場合は、使用を中止。
1日数回、適量(1~3回)を患部に噴射塗布。
ノズルをのどや口内の患部に向けて、「アー」と声を出しながら噴射。
※私の場合
炎症は、舌の左付け根の咽頭嚢胞の右側。
薬は、どうもうまく届いていないようだった。
が、4回目で、化膿は治まったみたい。
痛みがかなり減ったが、まだ赤く少し腫れている。
*アズレンスルホン酸ナトリウム水和物(アズノール、ハチアズレ)
炎症を抑え、傷ついた咽喉や口腔粘膜を修復する目的で投与。
強力な作用はなく、副作用を心配する必要はほぼない。
*セチルピリジニウム塩化物水和物
エネルギー産生酵素の不活性化、必須細胞タンパク質の変性、細胞膜の破壊等により、一般細菌に対し殺菌作用を示す。
口中で頻繁に遭遇する病原細菌である溶血性連鎖球菌や黄色ブドウ球菌またカンジダ等の真菌にも試験管内で強力な殺菌作用を示す。
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*そのほか
①緑茶でうがい
カテキンには抗ウイルス作用があるため、
細胞内でウイルスが増殖するのを抑える。
ウイルス・細菌が鼻や口から体内に侵入すると
細胞に付着し、その中で増殖する。
カテキンを摂取していれば
ウイルス・細菌の増殖を抑えることができる。
「はちみつ」も咳の症状をやわらげてくれる
②注意
・睡眠・休息
・刺激物を避ける
・加湿する(マスクの着用)
・水分をとってのどを潤す
・なるべく大声を出さない
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*昔使ったうがい薬
①アズレンスルホン酸ナトリウム
(アズノール、ハチアズレ)
炎症を抑え、傷ついた咽喉や口腔粘膜を修復する目的で投与。
強力な作用はなく、副作用を心配する必要はほぼない。
②ポビドンヨード(イソジンガーグル)
ヨウ素を含み、そのヨウ素が遊離して水と反応すると、高い殺菌性を示す化合物へと変換される。
細菌やウイルスの膜へヨウ素化合物が作用することで死滅させると考えられている。
・使用上の注意
以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
ヨウ素過敏症の既往歴がある。甲状腺機能に異常がある。
他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性がある。使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意。
・用法・用量
うがいだけに使用
・主な副作用
吐き気、口内刺激、不快感、口内のあれ、口腔粘膜びらん、口腔内灼燃感、発疹など。担当医または薬剤師に相談。
まれに下記のような症状。使用をやめて、すぐに医師の診療を受ける。
・息苦しい、不快感、むくみ [ショック、アナフィラキシー]
上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談。
