2025-03-04

ChatGPTに、誰が政策を決めているか質問する

 

私:

私は政治に関心がなかったのでわからないのですが、日本の政策の決め方について建前論ではなく、現実に行われていることを教えてください。数年前「多くは官僚が決めている」とどこかで読んだのですが。


ChatGPT:

日本の政策決定の流れは、表向き(建前)と実際(現実)で違いがあります。大まかに言うと、 「政治家が決めていることになっているが、実際には官僚が主導している部分が大きい」 というのが現実です。


1. 建前上の政策決定プロセス

日本の法律や政策は、基本的に以下の流れで決まることになっています。


1.内閣(総理大臣と閣僚)や国会議員が政策を提案

 → 与党(政権を持っている政党)や議員が政策を考える


2.国会で議論・審議して決定

 → 法案を作り、国会(衆議院・参議院)で審議し、多数決で可決


3.実行(官僚が政策を運用)

 → 可決された政策を各省庁が実行


つまり、「政治家が政策を考えて決め、官僚が実行する」というのが公式な流れです。

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2. 実際の政策決定(現実の流れ)

現実には、 官僚(各省庁の公務員)が政策の大部分を決めている ことが多いです。理由は以下の通りです。


(1) 政治家は専門知識がない

政治家の多くは選挙を通じて議員になりますが、政策の細かい知識は持っていません。

例えば、「エネルギー政策」や「財政政策」などは非常に専門的で、短期間で学べるものではありません。

→ そのため、各省庁の官僚が「こういう政策が必要です」と提案し、実質的に政策の骨格を作ります。


(2) 官僚が「法案の下書き」を作る

日本の法律や予算案は、ほとんど官僚が「原案(ドラフト)」を作ります。国会議員はそれを受け取って「少し修正する」だけで、基本的な部分は官僚の案がそのまま通ることが多いです。

→ つまり、政治家は「決定する役」ではなく「承認する役」になりがち。


・その理由


✅官僚は各分野の専門家であり、法律・経済・社会制度についての知識が豊富。

政治家(国会議員)は、選挙区の事情や政治的な判断は得意だが、専門的な法律の文章を作るのは難しい。


✅ 議員は政策立案の時間がない

国会議員は、選挙活動や政党内の調整、メディア対応などに追われ、政策の詳細を考える時間が少ない。

そのため、官僚が用意した法案を受け取って、それを国会で審議する形 になりやすい。


✅ 法律の文書作成には高度なスキルが必要

法律の条文を書くには、既存の法体系との整合性を考えたり、細かい文言を調整したりする必要がある。

法律の文言ひとつで解釈が変わるため、専門知識を持つ官僚が作ることが多い。


(3) 族議員と官僚の関係

与党(特に自民党)には「族議員」と呼ばれる、特定の分野に影響力のある議員がいます。

例えば、農業政策なら「農水族」、医療政策なら「厚生族」といった形で、特定の省庁と深いつながりを持つ議員たちです。

官僚はこの族議員と相談しながら政策を調整し、議員は官僚の意見をそのまま国会で押し通すことが多い。


(4) 財務省の強い影響力

日本の予算(国のお金の使い道)を決めるのは「財務省」です。

財務省は「この政策にはお金を出す」「この政策にはお金を出さない」とコントロールできます。

→ そのため、どんな政策も 財務省の意向を無視して決めるのは難しい 状況があります。


(5) 大企業や業界団体の影響

政策の裏側には、大企業や業界団体の影響もあります。例えば:


・経団連(日本の大企業の集まり)が「こういう政策を作ってほしい」と政府に要請

・それを受けて官僚が「その方向で法案を作りましょう」と調整

・与党の政治家がそれを国会で通す


このように、 経済界の意向が政策に強く反映されることも多い です。

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3. まとめ


建前:政治家が決めている

現実:官僚が主導し、政治家は承認役

財務省や業界の影響が強い


このため、「政治家が国民のために政策を作っている」というのはあくまで表向きで、 実際には官僚と経済界の意向が大きく反映される仕組み になっています。

「政治家が政策を作る」というのは理想論であり、実際には 「官僚+財務省+業界団体」が政策の方向性を決め、政治家はそれを承認する役割になっている というのが現実です。

(長くなるので次回につづけます)

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ChatGPT の回答は必ずしも正しいとは限りません。

重要な情報は確認するようにしてください。

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2 件のコメント:

京 さんのコメント...

私もAIと話してみようかな(*^^*)

さんのコメント...

京さん コメント2つ、ありがとう。
夫の傷、4つの穴プラス10cmぐらい真横に切った傷ですが、まだ痛々しく見えます。明日診察で、何か報告あると思います。

>私もAIと話してみようかな
マイクロソフトのエッジでは、Copilot。Googleでは
Geminiがすぐ使えると思います。私が最近使っているChatGDPは、OpenAIのサイトでアカウントを作るとすぐ使えます(実はこのアカウント作り、子供がやってくれました。もう何でも手続きなどメンドウになったし、それにすぐ間違えそうになります)

京さんなら 大丈夫。時間があった時に試すと、面白いかも。

何でも思いついたことやどんな質問を投げると、1~2秒後には詳しい説明がだ~っと並ぶので、何度かやりとりしても30分ぐらいしかかかりません。
不満、グチ、どう思う?(怒)という話には、ユーザーの話を引き出しながら寄り添い型のレスポンスを返すようだし、こんな感じの小説を作ってと言うと作るそうですよ(笑)私は試したことがないけれど。